Ricochet, Ricozeit!

音楽ものレビュー、雑談用のブログです。2019/2/24開始。

イエス来日・サードアルバム完全再現ほか

本日2/24東京ドームシティ、行ってきました!

じつは、過去日付の投稿にもありますように、2014年の「こわれもの」「危機」の完全再現ライヴは行っています。

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http://ricozeit.hateblo.jp/entry/2014/11/25/233433

しかし上記の投稿の感想にもありますように、この時の危機完全再現内容には、自分はけっこうがっかりしたのでした。だから、今回の来日ではわざわざ「危機」の再現日をはずし、むしろこのメンツで期待できそうだった、最終日サードアルバムの再現に行ったのです。

ところが、行った方はおわかりの通り、この日のオープニングがいきなり「危機A面」ではじまってしまったのです。正直マジかよーと思いました。またがっかりさせられるのイヤだなーっと、最初は思ってしまいました。

しかし結論から言うと、今回の完全再現はなかなか良かったです。まず、前回気になったジョン・デイヴィソンのヴォーカル、スケール感、キー、ふくよかさの欠如などが、今回ほとんど気にならなくなっていました。やはりイエスの大作を何年も歌ってきてなじんできたのでしょうし、影での努力もかなりあったと思います。

また、ジェフ・ダウンズの音色選択も、前回はかなり粗雑な印象でしたが、今回の危機はだいぶ改善されていました。ダサダサだった背景のプロジェクターも、抽象度を増したせいか別に変だとは思わなかった(ムチャクチャ素晴らしい訳でもないけど)。

そんな訳で、今回の危機はちゃんと楽しめたし、評判の良さも納得したし、なによりもやっと、ジョン・デイヴィソンを立派なイエスマンとして認識できるようになったのは嬉しかったですね。

しかし、ジェフ・ダウンズは「パラレルは宝」で、またやらかしてくれましたよ。

白眉の中間部、キーボードソロの部分で、リックのチャーチオルガン風の音色を、またポリシンセ風の音色に差し替えていやがるし。替えて良くなるならまだしも、ジェフの変更(というか手抜き)はいつもダサくなる。彼の原曲改悪癖は相変わらず健在のようですね。ふざけるなと言いたい。

それはさておき、今回最も楽しみにしていたのは、サードアルバムの完全再現と、個人的にライヴ初遭遇となる、トニー・ケイの登場。なんと、小さいオルガントーン用のキーボード1台だけ!という、じつに潔さと自信を感じさせるシンプルセッティング。そして、いまだに要塞セットをもてあますジェフを、はるかに上回る熱量溢れるプレイで堪能させてくれたのでした。ハウ師匠のクラップも、ノリ良く満足。

サードアルバムまるまるケイは演ってくれるのかと思いきや、B面から引っ込んでしまって残念。ここから全体のテンションが少し落ち着いてしまったのは間違いない。アランホワイトも少し叩いただけでしたが、まあお身体のこともあるし仕方ないですね。

今回珍しく、セカンドアルバムからの選曲もあったのは良かったです。No Opportunity…はツインキーボード向きの曲だし。そしてラストのラウンドアバウトのキーボードソロをトニー・ケイに任せたのは、もちろん正解でしょう(笑)

ということで、色々予想外のこともありましたが、総合的に見て満足すべき公演になりました。ハウ師匠も調子良くて良かった。今回のトニー・ケイのゲスト参加の印象は、5年前のストーンズ来日公演、ミック・テイラーの招聘をちょっと思い出しましたね。

 

さて、今回の投稿が本ブログの実質初投稿となります。さきほどのブログ開始ご挨拶投稿でも触れましたように、昨年以前の過去日付の記事はSNSやレビュー、個人的記録からの引用で、自己紹介代わりに当時の日付で掲載させて頂いたものです。

今のところ掲載ジャンルはいわゆるプログレ系ロックとクラシック系が多いですが、今後は多少とっちらかって行くかも知れません。よろしければ、今後も覗いてやってくださいませ。

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